今日めちゃ腹いたかった。肉をだいぶ生で食ったのがよくなかったかもしれん。
なんか書こうと思っててなんだっけと思ってたんだけどさっき思い出して、ヨノレシカの夜行を聴いてよかった~ってなった話。
日本の歌詞のある音楽聞くときって自分の中では歌詞は邪魔になってるかなってないかくらいの認識で聞いててあんまりそれ自体を重視しないことが多い。
歌詞の邪魔度は大体3段階くらいあって
1.歌詞が音として曲を邪魔してる。
2.歌詞がウザイ。
音としては邪魔してないが言葉選びとかの問題で曲の深みに対して歌詞が広がりを持ってなくて無粋な解説されたみたいになるやつ。
3.どちらでもなく邪魔してない。
ヨルシカはどれかというとなんと新しく4が開設されまして、歌詞が曲に貢献しているです。
NHKの俳句を添削する番組とかみると、洗練された言葉の組みが作る削ぎ落された美しさみたいなものが、出来上がる過程を見れることでよくわかるのだけど、ああいうのが歌詞に入ってるのを感じてとてもいい。
文字で語られたものが作る透明感とかエッセンシャルさみたいなものはヨルシカの描く世界観とすごいマッチしてると思う。なんか前後関係めちゃくちゃじゃないこれ?
あと俳句は5・7・5に代表されるようにリズムの気持ちよさみたいのも重視されててそういうとこも歌詞から曲に入ってきてすごいきもちい。nブナ氏が好きな山頭火とか放哉とかの自由律俳句と同種の気持ちよさがあると思える。
自分は八月某の「東伏見の高架橋、小平、富士見通りと商店街」のとこと2番の同じとこの「ストックホルムの露天商、キルナ、ガムラスタンは石畳」が超好き。口に出して読みたい日本語大賞あげます。
八月某みたいな気持ちよさをサビに思い切り入った曲作ってくれないかな~て思ってたら夜行はまさにそうだったのでうれしかったって話よ。はらはらはらはらはらり晴るる原君が読む詩や一輪草~
!? 最高……。
波立つ夏原、涙尽きぬまま泣くや日暮は夕、夕、夕
!!?? なななな夕夕夕!!???GOD……
マジ気持ちいなこの歌詞。
まあでもなんかそんなにリピートして聞いたりはしてないんだよね。ふり幅ある曲だから聞くの疲れるしね。
あと五月は~の「例う涙は花緑青だ」もすきですね。花緑青ってもはや単語がきれいすぎてズルいよな。涙はきれいだけど毒があるみたいのどっかで聞いたフレーズな気がするけど思い出せないんだよな。知ってたら誰か教えてくれ。
おわりかな。